ラズベリー
起源:ブジェスナ果樹試験場、ポーランド (オープン実生 × 'Autumn Bliss' )
パテント:ポーランド PBR S98 (2003年登録)、EU PBR 14918 (2005年登録) など
草姿:立性、樹勢はやや強い
トゲ:あり (少ない?)、非常に短い
収穫期:二季成り
フロリケーン:不明
プリモケーン:早生 ('Polana' の1週間後)
果実
色:光沢のある赤色
大きさと形:中~大、円錐形、肉厚、小核果のサイズが揃っている
味と香り:マイルドだが風味は優れている
硬さ:とても硬い
Hardiness Zones:4-8
ポーランドの二季成り品種。
'Polana' よりも新しい品種である。
ポーランドのスキエルニエビツェ (ゾーン6) での試験では、果実重4.1g、Brix 11.3 。
'Polana' よりも大きく甘い。酸は同程度。
ユタ州立大学 (ゾーン6a) の試験では2.6gだった。ただし収量が安定して多く、果実の評価も10品種中2位だった。
1位は ’Anne’ だったので赤ラズベリーでは実質1位である。
root rot への感受性は低く、灰色カビ病に強い抵抗性がある。
しかしRDBVには影響を受けやすい。
'Polana' よりも果実の品質が全般的に高く、しかも収量が多い。
さらに灰色カビ病に強い。これは日本の趣味栽培にはすごく魅力的だ。
トゲの情報が殆どないのが気になるところ。
ナーセリーの売り文句は当てにならないことが多いが、トゲは少ないとの情報もある。
パテント情報?
ポーランド園芸協会の品種紹介 (ポーランド語)
ポーランド、スキアニーワイスの園芸研究所の資料
ユタ州立大学のラズベリー10品種比較試験
OPTIMIZING PROTECTED CULTURE ENVIRONMENTS FOR BERRY CROPS / 2017/12/13
Raspberry Cultivars for the Pacific Northwest / ラズベリー品種紹介 for アメリカ北西部
違う品種のパテント情報だが比較品種が 'Polka'
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