ラズベリー
起源:マニトバ州、カナダ農務省 1960年 ('Chief' x 'Indian Summer')
パテント:なし
草姿:立性、中 (90-120cm)
トゲ:多い
収穫期:一季成り
フロリケーン:早生 ('Prelude' よりも3-8日遅い)
プリモケーン:なし
果実
色:暗い赤色
大きさと形:小~中 (重さ1.9g)、丸っこい
味と香り:風味は良い (good flavor)
硬さ:中程度 (果皮は軟らかい)
Hardiness Zones:3-7
耐寒性が非常に高い品種。
休眠枝は冬季になんと-36℃にも耐える。
寒冷地向きの品種だ。
収量も悪くないようで、果実は軟らかいが冷凍にも向いている。
ノースダコタ州の試験栽培では Brix は 10.5 で10品種中7番目だった。
ちなみにこの時の1位は 'Meeker' で13.5だった。やるじゃないか 'Meeker'。
root rot と RBDV に耐性があるが、炭疽病と火傷病の感受性が高い。
'Meeker' より古い品種だが、耐寒性が極めて高いことから、
特に寒冷地で栽培が続けられているようだ。
当地はゾーン8なので、正直輸入してまで欲しいとは思わない品種だ。
極寒冷地でラズベリー栽培を考えている人には一考の価値はあるかもしれない。
Raspberry Variety Description / オンタリオ州、カナダのラズベリー品種紹介
Raspberry Cultivars for North Dakota / ノースダコタ州のプレゼン資料
Raspberry Cultivars for the Pacific Northwest / ラズベリー品種紹介 for アメリカ北西部
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