ラズベリー
起源:Advanced Berry Breeding、オランダ (207102-24 × 207003)
パテント:EU PBR 40335 (2011年登録) / USPP23916 (2013年登録) / USRE46031 (2016年再登録) など
草姿:立性 (高さ180~200cm、幅40cm)
トゲ:おおよそ5本/cm、長さ2mm
収穫期:二季成り (下はミシガン州の場合)
フロリケーン:早生 6月中~7月中
プリモケーン:早生 9月上~10月中 ('Polka' の7日後から)
果実
色:光沢のある赤色
大きさと形:極大 (長さ2~2.5cm x 幅2cm)(重さ約3.6g)、広い円錐形
味と香り:風味は素晴らしい (excellent flavor)
硬さ:とても硬い
Hardiness Zones:?
2005年交配、2006年選抜。
オランダの Advanced Berry Breeding が 'Kwanza'、'Kweli' と共に作り出した品種のひとつ。
商標名の imara はスワヒリ語で「強い」という意味。
収量が非常に多いという特徴をもつ品種。花芽をもつ側枝が枝の全長に渡って発達する。
特にプリモケーンの収量は 2kg/株近くになる。
ミシガン州の試験でも約1.7kg/株を 2年連続で記録している。
'Nantahala' の2~3倍である。
別の試験では鉢栽培で 2年連続 2.5kg/株以上である。
果実の品質は 'Kwanza'、'Kweli' 同様、大きく、風味がよく、日持ちもよい。
ただし温かい環境では収穫後、果実の色が暗くなってしまう。
灰色カビ病が中程度みられる。
'Kwanza'、'Kweli' と共に世界で今注目を集めている次世代のラズベリーである。
Advanced Berry Breedingでは、収量が必要なときに選択する品種との説明。
商業向けにはとても良い品種なのではないだろうか。
パテント情報
Advanced Berry Breedingの品種紹介
OPTIMIZING PROTECTED CULTURE ENVIRONMENTS FOR BERRY CROPS / 2017/12/13
Response of Potted Red Raspberry Cultivars to Double-cropping under High Tunnels
Register of New Fruit and Nut Cultivars List 49 (2018/06)
Fall-fruiting raspberry varieties for 2017 - ミシガン州立大学
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