ラズベリー
起源:Advanced Berry Breeding、オランダ (207157-12 × 207015)
パテント:EU PBR 40336 (2011年登録) / USPP23914 (2013年登録) / USRE46030 (2016年再登録) など
草姿:立性、コンパクト (高さ180~200cm、幅40cm)、葉が大きい
トゲ:まばら (おおよそ2本/cm)、長さ2mm
収穫期:二季成り (下はミシガン州の場合)
フロリケーン:早生 6月下~7月下
プリモケーン:晩生 9月上~11月上 ('Polka' の10日後から、霜が降りるまで?)
果実
色:光沢のある明るいオレンジレッド
大きさと形:極大 (長さ2.3~2.6cm x 幅2.0~2.2cm)(重さ4.1~4.2g)、広い円錐形
味と香り:風味はとても良い (very good)
硬さ:硬い
Hardiness Zones:?
2005年交配、2006年選抜。
オランダの Advanced Berry Breeding が 'Imara'、'Kweli' と共に作り出した品種のひとつ。
商標名の kwanza はスワヒリ語で「一番目」という意味。
晩生の非常に大きな明るい色の果実ができる品種である。
パテント情報では、なんと平均 7g だそうだ。'Crimson Giant' よりも大きい。
また果実は収穫してから11日間も保存できるらしい。
実際にミシガン州での試験では優れた果実品質と貯蔵能力が確認された。
フロリケーンとプリモケーンでの果実品質がほとんど変わらない。
収量も総合的に 'Nantahala' より多い。
また別の試験では果実は平均 4.2g (フロリケーン)、4.1g (プリモケーン) だった。
十分大きい。が、やはりパテント情報は当てにならないな。
'Imara'、'Kweli' と共に世界で今注目を集めている次世代のラズベリーである。
3つの中では趣味栽培に一番向いてそうな気がする。大きさはロマンだ。
ミシガン州立大学の果実の写真を見ると、明るくて大きい果実はとても美味しそうに見える。
なんか契約とか厳しそうで輸入はハードルが高そうなのがネックだ。
パテント情報
Advanced Berry Breeding社の品種紹介
OPTIMIZING PROTECTED CULTURE ENVIRONMENTS FOR BERRY CROPS / 2017/12/13
Response of Potted Red Raspberry Cultivars to Double-cropping under High Tunnels
Register of New Fruit and Nut Cultivars List 49 (2018/06)
Fall-fruiting raspberry varieties for 2017 - ミシガン州立大学
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