ラズベリー
起源:The James Hutton Institut、スコットランド、UK (MRS 00123A5 x MRS 0019B11)
パテント:EU PBR 49182 (2018年登録)、USPP27660 (2017年登録) など
草姿:直立から半直立、背が高い(最大2.5m)
トゲ:なし
収穫期:一季成り (下はスコットランド Dundee の場合)
フロリケーン:極晩生 (8月末~)
プリモケーン:なし
果実 (パテント情報)
色:真っ赤 (Bright red)
大きさと形:極大 (長さ2.7cm、直径2.5cm、重さ5.8g (平均値))、広い円錐形
味と香り:風味は良い、Brix 10.5
硬さ:硬い
Hardiness Zones:?
2004年交配、2006年選抜。
Glenシリーズでおなじみのトゲなし極晩生品種である。
'Octavia' よりもさらに収穫期が遅い。
プリモケーンとフロリケーンの間のギャップを埋めることが期待できる。
'Glen Ample' よりも果実が円錐形で美しく、大きく、糖度も高く、収量も多い。
アブラムシと RBDV に耐性を持ち、root rot にもある程度の耐性がある。
最新品種のひとつで、試験データが販売業者のものしか見つからない。
当然いいデータしか書いてない。
だが極晩生というアドバンテージはかなり強いものと思える。
さて、日本で栽培した場合はどうなるのだろうか?
梅雨時を回避できたとしても暑さに耐えられるかどうかが問題だ。