ラズベリー
起源:Advanced Berry Breeding、オランダ
パテント:EU PBR 40335 (2011年登録) / USPP27812 (2015年登録) など
草姿:立性 (高さ2m、幅50cm)
トゲ:おおよそ5本/cm、長さ1mm、小さい、ほぼトゲなし
収穫期:二季成り (下はオランダ、ロッサムの場合)
フロリケーン:早生
プリモケーン:中早生 8月中~10月中 ('Polka' と同時期)
果実
色:強い光沢のある深赤色
大きさと形:極大 (長さ3cm x 幅2.3~2.5cm 重さ約5~7g)、円錐形
味と香り:心地よい、甘い (Pleasant, sweet)
硬さ:中程度に硬い (medium to firm)
Hardiness Zones:?
2008年選抜。
オランダの Advanced Berry Breeding が作り出した品種のひとつ。
商標名の mapema はスワヒリ語で「早い」という意味。
ほぼトゲなしで美しく長い円錐形の果実を作り出す品種。
'Polka' と比べて収量が1.3倍という販促データもある。
'Kwanza' などと違ってアメリカには上陸したばかりで、よい試験データが見つけられなかった。
生鮮市場向けの品種で 'Kwanza' などと同じ、収穫後に色が暗くなりにくいという特徴をもつ。
2℃で7日間保管後でも品質を保ったままだそうだ。
この品種も 'Kwanza' などと共に世界で注目されている次世代のラズベリーである。
Advanced Berry Breeding の品種はどれも高い果実品質、段違いの収量、そして消費期限が長いという特徴をもつ。
いつか日本にも導入されてほしい。個人輸入難しそうなんだよね。
パテント情報
カナダのパテント情報
Advanced Berry Breedingの品種紹介
Register of New Fruit and Nut Cultivars List 49 (2018/06)
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